
教会はただの建物ですので、外観を見たければGoogleMapでご確認ください。ここでは、その教義が社会にどう開かれているのかをご紹介しましょう。
まずは、金光教の人が書いた一般書籍3本と、金光教じゃない人が書いた金光教の書籍5本を、キャプションでご紹介してみます。
興味がございましたら、ぜひご意見ご感想など、お届け・お問合せを心よりお待ち申し上げております。
遠藤誉『チャーズ』(1984年 読売新聞社) お道の信奉者だった父親を描く娘の実話。このあり得ない光景を受け入れてなお、死者の霊を弔おうとする立派な人がいたのでした。 サトウサンペイ『ドタンバの神頼み』
(1999年 朝日新聞社)朝日新聞に4コマ漫画を連載していた先生ならではの端的で白黒ハッキリした本です。 小川洋子&河合隼雄『生きるとは、自分の物語をつくること』(2011年 新潮文庫) 芥川作家の小川洋子が、今は亡き日本のユング心理学者との対談を振り返る。 村上重良『金光大神』(1972年 講談社) 戦後の左寄りな時代だからこそ脱尊皇論が強調されているが、迷信打破による合理的教義を称えた教祖伝。 中矢伸一『超古代文明の秘密』(1994年 日本文芸社) 今やスピリチュアル界では船井幸雄と共に頭角を現してきた著者。まだ無名なころに、世直しの神が大本教に降りる直前に、文治に降臨していたというドキドキするお話。 桂島宣弘『思想史の十九世紀』 (1999年 ぺりかん社) 先入観なく前近代の情勢を垣間見る。 小沢浩『人が助かることさえできれば』(2016年 白馬社) 『生き神の思想史』から20年以上経った今、富山大の学長にまで登り詰めたあとで何を思うか。金光大神の凡夫性を引き出してきた小澤氏の新著。 島薗進・安丸良夫・磯前順一『民衆宗教論 宗教的主体化とは何か』(2019/5/30 東京大学出版会) 天皇やオウムに代表される宗教の問題は、主体性の欠如なのか。教祖は立派な人間だったと語るとき、それは生き神と言えるのか。主に島薗論文のまとめ