現在、葬儀等の式もコロナ禍以降、家族葬にシフトチェンジする傾向にあります。
その中で、宗教離れと言われるように若い人が宗教に関わることが少なくなりました。

たしかに、芸能人が宗教に関わると否定的に見られたりします。でも一方で、恵方巻きや巫女や陰陽師など宗教のエッセンスは、むしろ今のほうが注目されていることを感じませんか。ゲームやマンガで登場するイザナミ、ツクヨミ、カグヅチ、ナムジなど日本の神様の名前は、現代っ子のほうが馴染んでいるのが今です。

この度、そのような現状を鑑み、若い教師が金光教の価値を若い世代へ発信する場を設けました。聞き手が信仰への関心を高め、神参拝へと繋がっていくこと、また話し手、聞き手が共にイキイキとし、教会・教団の活性化に繋がっていくことを願い、「Kyo-1グランプリ」実行委員会」を組織し、「Kyo-1グランプリ」を実施する運びとなりました。

伝統的な形や色で信心を進めてきた諸先生には、TikTokやストーリーなどの短時間コンテンツには抵抗があるのはお察しします。軽くてゆるくて不愉快だの御無礼だの、感じることおありならそれも一興。ご意見は潔く頂戴する所存でございます。

どうぞ宜しくお願いいたします。

「Kyo-1グランプリ」実行委員長 丹羽 晃(野田教会)