夢殿

ふと、漠然と気になる事が頭から離れなくなり、いくらネットで情報をあさっても、うまく整理できないときがある。そういうときは、ソフトじゃ物足りなくて、ハードに触れたくなる。今回は、夢殿に足を運んだ。

この夢殿とは、奈良の法隆寺の右側にある八角のお堂。一説では厩戸皇子(聖徳太子)がここで瞑想にふけっていたという。

さすがに今は、中にあがって瞑想できるはずもなく、外から眺めるほかないのだが、いつも太子の迫力やリアリティを確かに感じる。

「和を持って貴しと成す」「三宝を敬え」など、名句が生まれる土壌になったのは、こういうハードウェアがあったからだと思えてならない。

たいてい考え事なんか、ネットを駆使して研究しつくせば納得に至るのだが、すべてがそうではない。バーチャルなお店も便利でお得だが、その真偽性を直に確認できるハコモノの迫力には、いくつになっても叶わないんですよねぇ。