2022年11月28日 / 最終更新日時 : 2022年11月29日 hyas_05 書評 金神=ゴールデンカムイの土方歳三 このごろ、金神という表記は暦や方位の神様を示すものでは必ずしもなくなってきました。『ゴールデンカムイ』という漫画が金神と略される動きが定着しつつあるからです。 この漫画、アイヌの知識や情報が半端ないのもさることながら、土 […]
2019年9月28日 / 最終更新日時 : 2020年12月2日 hyas_05 書評 信仰者二世の事情 やがてくる楽園を信じて、徹底的に生命倫理を重んじて生きている母親。 その正しさは絶望的と感じていても、親の期待に極力応えようとするよくできた娘さん。その関係を優しく見守り、最低限の文化的な温もりをさり気なく提供する父親。 […]
2018年11月27日 / 最終更新日時 : 2019年10月1日 hyas_05 寺社 三輪山の大物主神さま 昨日は奈良・大神神社で『三輪山の大物主神さま』という絵本を買いました。 買ってすぐ早読みし、魅かれた個所はこの頁でした。 大物主神が、倭迹迹日百襲媛命(ヤマトトトヒモモソヒメノミコト)に、昼間も顔が見たいとせがまれ、驚か […]
2015年7月7日 / 最終更新日時 : 2019年9月18日 hyas_05 書評 『絶歌』神戸連続児童殺傷事件の犯人“元少年A” 絶歌さっき立ち読み終えた。反省なしでここまで書けないだろう。何より驚いたのは文章表現の豊かさ。先入観にご注意あれ。 太田出版岡聡代表、絶花出版の言い訳が見苦しい
2014年11月8日 / 最終更新日時 : 2019年9月18日 hyas_05 書評 百田尚樹『殉愛』の読み方 エピローグはくれぐれも最後に読むようにしましょう。 日曜日の関西のお茶の間では、だいたい「たかじんのそこまで言って委員会」のテレビがついている。ネット機器で録画データを扱うときも、同じタイトルをよく目にする。関西人はあま […]
2014年11月6日 / 最終更新日時 : 2019年9月18日 hyas_05 書評 クリスチャン新聞 たまたまプロテスタントの福音教会でもらったクリスチャン新聞。倫理的な紙面は自分の生き様を問いに付す。確かにお金がすべてじゃないと思えた。でも、もっとも心にぐさっと刺さったのは最後の一文だった。宗教団体を必要としない世の中 […]
2014年2月16日 / 最終更新日時 : 2019年9月18日 hyas_05 書評 手塚治虫のブッダ 救われる言葉 恐怖・旋律とは、 回避するものではなく、 対峙するもの。 過去にそんな卒論を書きました。もちろんこのブログの文言「畏れとは…」もその延長です。 しかし、この手塚治虫の本を見て驚きました。すでに、似たようなことを手塚治虫が […]
2014年2月14日 / 最終更新日時 : 2019年9月18日 hyas_05 書評 堺雅人は人気絶頂男? 某大型書店の宗教コーナーには、1冊だけ妙に売れてる本がありました。 堺雅人の守護霊が語る「人気絶頂男の秘密」というタイトルです。 私は堺雅人で大ブレイクした「半沢直樹」も、「リーガルハイ」も見ていましたので、 その人気の […]
2014年2月2日 / 最終更新日時 : 2019年9月18日 hyas_05 書評 小川洋子著『ブラフマンの埋葬』 交通事故で代車も故障し、運転の機会が減ったので、読書でもしようと読んでた『ブラフマンの埋葬』の結末に青ざめた。交通事故を起こすというオチは、空想世界にひたっている場合じゃない、と僕自身が指摘されたような気がしてならなかっ […]
2013年7月5日 / 最終更新日時 : 2018年8月30日 hyas_05 書評 「遠野物語」と「畏れ」 民俗学のパイオニアである柳田国男。 その代表作『遠野物語』は、過去に読んだがほとんど頭に残っていませんでした。 当時は、その直接聞きに行くという民俗学の方法論だけに興味があり、 内容を読もうとしていませんでした。 5日ほ […]