慶応三年八月二日にはじめて参詣いたし。それが、今(明治二七)より二十八年前に金光様にはじめて御願い。卯の男(長男近太郎)生まれて五十日ばかりして、三日夜昼、昼夜目をつぶりて、まことに泣きとおしておる、その儀御願いあげ。(2)金光様ご理解に、
「それは、産む時にみなだれでも明き方に向き、金乃大神様へは尻を向け、天地のご恩を知らぬゆえに、これまでのご無礼をいたし。今日コンニチより、これまでのご無礼をお断り申してご信心せよ。今日より十四日先を頼んで、おかげ受けよ」
とあり。(3)その晩に目をあけ見れば、両眼に七つ白星ができておるなり。それを見て、まことにご信心いたし、七日目には白星を四つ、十四日目には残り三つの白星をお取りくださり。すみやかにもとの晴眼におかげいただき。金光様ご理解どおりなり。