理1・山本定次郎・23

嫁と姑の仲がよければ天下が騒ぐということを人がよう話すが、天下はさておき、一家を騒がせんようにするには、嫁と姑が仲よくせねばならぬ。
(2)そうするうちに懐妊になりたら、嫁に、「お前は懐妊である。定めて気苦しいであろう。金光様のみ教えに、『懐妊中の改まりが末の楽しみである。信心する人は常に守りを心にかけておれよ』とある。性根が確かで、体もまめな心もまめな子供が生まれ、その子が成長して家業を働きくれねば、お前も安心ができん。私が死しても、後の仕え事(祭祀)をしてもらえねば楽しみもなし。孫がなみ合い以上でなければ、養育した両親や祖父母の功力クリキもない。
(3)『懐妊中、子供の心にあざのできぬよう、心がけ守り。心汚れぬよう注意するのは姑のこと。行うは嫁である』とみ教えくださるのであるから、潔く働いてくれよ」と仲よくしておる嫁に話して聞かせなさい。
(4)この話は、腹の立つときには話すことはできませんぞ。腹の立つときに話せば、嫁が叱られるように思うから無効である。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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