理2・伍賀慶春・6

参拝の途中、大雨で高梁川に水がいっぱい出ていたが、傘一本と弁当とを持って舟に乗り、二人船頭で渡って、体がずぶぬれとなった。金光様にそのことを申しあげたら、
「いくらずぶぬれになっても、体のぬれたのは乾くが、体の内が病気になったら自由にならない。明日は空が晴れるから着物は乾く」
と仰せられた。(2)そうして、また、
「天はあめ、地はつち。天地の間に人と生まれて、歩くにも、みな地を踏んで行く。大川の流れに水が出ている。その上に天があり、底には地がある。地はいくら掘ってもある。その天と地との間を水が流れている。天にも神、地にも神、水にも神がある。(3)天地の神は父母のようなものであるから、それにすがっていれば手は放さない。恐ろしいこともなく、死にもしない。心細くなったら、水を見ずに、神様に願って上を見ておれ」
とご裁伝があった。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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