理2・近藤藤守・56

明治十五年の春ごろ、西宮の信者池田ヱイの招きを受けて、海遊びと称して一夜を過ごして帰って来た。見ると、お広前のご祈念座近くの、天井につるしていた大提灯のろうそくの火が燃え移って、提灯が焼けて落ち、畳も半畳が焼け、床板が焦げていたが、それだけで火は消えていた。神様のおかげだと思い、すぐ大本社にお礼参拝した。(2)その時、金光様は、
「近藤さん、それはひとりでに燃えたのではない。提灯に火があって燃えたのである。消えたのも、ひとりでに消えたのではない。神が消してやったのである。振り売りをするなと言っておいたのに、出て行ったであろう。これからは、三百里や四百里は人を引きつけてやるから、出歩かないようにせよ」
とお諭しになった。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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