理2・佐藤光治郎・13

狐狸などと、金光様に悪い評判がたったころ、
「狐狸などと言って、これより偉いものはないように思っているが、人間は天地の神様の分け御霊である。
(2)体かぬくいのは日天四様のおかげ、体に骨筋があるのは金乃神様のおかげである。また口の内に水が回ってろれつが回るのは、月乃神様のおかげである。それでいて、天地の神様のみ心にかなった氏子がない。
(3)天地の神様のみ心にかなった氏子は、身代と人間と無病とがそろい、それが三代続いて家柄人筋となっていく。これが天地の神様のみ心にかなうということである。それを氏子が知らずにいるのがかわいそうであると神様が仰せられる。
(4)財産が百石米できれば、それだけの力がなければならない。しかし、天地の神様のみ心にかなわない者は、財産はあるが知恵がないのでしかたがないということが起こる。(5)また、この人は財産もあり力もあるが、まめ息災ならよいのに病身であるので、村のことや、あれこれと出て来て働いてもらうことができないということになる。(6)それで、人間の賢い、無病の者ができたと思えば、財産をなくする。財産をなくさないとしても、大切な者が死んで、財産は残しておいて子孫が絶えてしまう。(7)また、人間は賢く、相当の家筋であるが、物がないために人に無理をさせるから、それそれの筋(役)へ当てられないということになる。(8)こうしたことが天地の神のご機感(み心)にかなわないことである。天地の神のおかげを知らないから、互い違いになってくる。
(9)信心して神の恩を知って、無事堅固で暮らしていっておれば、子孫もでき財産もできて、安心になってくる。先を楽しめ。はじめは一年まさり一年まさりといい、十年一昔といっているが、後には代まさり代まさりのおかげを受けることができる。
(10)果物は花の時分には、なるものかならないものかわからないが、実がなってだんだん大きくなれば、御所柿でもできる。あのように、末へいくほど大きくなってこなければならない。(11)神様は天地中に満ちわたって、山の谷でも川の底でも同じことであるから、信心するがよい」と言われた。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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