三人の子供の内、中の子が不身持ちで淋疾にかかり、絶えず苦しんでいた。後に「金光様のお力で助けてください」と言いだしたので、夫婦ともに参拝した。(2)お願い申しあげたところ、
「親がよいこともなく、子が悪いこともない。ああだこうだと言って、七年このかた捨てているが、三人の子の中で、これが子一(一番いい子)であろう。これまでは、これが毒、それが毒であると言って、塩をさけてばかりいるが、これから帰って、毒断てをせず、根限り栄養をとらせてやれ。強い物ばかり食べさせてやれ」
と仰せられ、そのとおりにした。(3)ある日、小便の時、白く長い物が出て、張った腹もすいた。後、二度ばかり同様のことがあって、ついに全快し、かぜもひかなくなった。
..島田金次郎の伝え