光政村字小仕切コジキリの小原利七という人が、家に病人が絶えないので、「たてこみ金神のしわざであろう。封じていただこう」と言って、五色の紙を買い、それを持って私とともに参拝した。金光様は、
「私は神を封じる力はない。どこか、よそへ行って封じてもらってくれ」
と言って笑われ、
(2)「意地の悪い者を金神というが、一家の内に意地の悪い者がいると、またい(おとなしい)者が病気になる」
と仰せられた。(3)私は、その家に非常に意地の悪いばあさんがいることを知っていたので、ああ、なるほどと、よくわかった。それから後、そのばあさんが亡くなってから、病人が出ないようになった。