ある日のこと、かねて金光様が子供を授けてやると、お約束くださったことについて、おたずねしたところ、金光様は、
「子どもは授けてあるはずである。芝居を見ても、子を持って泣く芝居はあるが、子がなくて泣く芝居は見たことがなかろう。そなたは世の中の人をたくさん助けて喜ばしている。そなたには、腹を痛めないで、教え子という子を幾人も授けてあるはずである」
と仰せられ、何とご返事申しあげてよいかわからず、ただ感泣するだけであった。
ある日のこと、かねて金光様が子供を授けてやると、お約束くださったことについて、おたずねしたところ、金光様は、
「子どもは授けてあるはずである。芝居を見ても、子を持って泣く芝居はあるが、子がなくて泣く芝居は見たことがなかろう。そなたは世の中の人をたくさん助けて喜ばしている。そなたには、腹を痛めないで、教え子という子を幾人も授けてあるはずである」
と仰せられ、何とご返事申しあげてよいかわからず、ただ感泣するだけであった。