貧乏していた時、「金光様、仕事は人の倍くらいもしますが貧乏で困ります」と申しあげたら、
「それで貧乏ということはあるまい」
と言われた。(2)「でも、銭が残りませんから貧乏に相違ありません」と申したら、
「それは、どこかに無駄があるのであろう。よばれて(招待されて)行くのに、先に茶づけを食べて行くようなことをしてはならない。ごちそうをいただく時には十分にいただき、ごちそうをする時には十分にしなければならない。(3)十銭の無駄をすれば十円の罰バチをこうむる。それは天地が許さないからである。百円の無駄は何でもないと思うであろうが、千円の罰をこうむるから貧乏をする。無駄をしないようにすれば出世もできる」
と仰せられた。
..古川このの伝え