氏子はみな、おかげを受けるために参って来ているはずであるが、中には、神様が「おかげをやろうやろう」と言われるのに、「いや、結構です」と言って帰る者もある。おかげをくださっても、くださらなくても、ぜひいただかなければ帰らないという気でいる者こそ、おかげをいただけるのである。
(2)大勢の子供たちに、親が豆を配ってやろうとしている時、「ありがとう」と言って手を重ねて出す子には、一握りのものは二握りもやる気になるであろう。ところが、「いや、よろしいよろしい」と言って後ずさりする子には、握ったものも放す気になってしまう。