神は天地の守りじゃから、離れることはできぬぞ。

理3・金光教祖御理解・11

神は天地の守り

「神は天地の守りじゃから、離れることはできぬぞ」というフレーズは、神が自然と宇宙全体を守護する存在であり、私たちはその存在から離れることはできないことを意味しています。現代社会においても、この言葉は私たちにいくつかの重要な教訓を与えてくれます。

1. 自然との共生

現代社会は、科学技術の発展によって自然を支配しようとする傾向があります。しかし、自然災害の頻発や環境問題の深刻化は、自然との共生がいかに重要であるかを教えてくれます。神は自然の守護者であり、私たちはその恩恵を受けながらも、自然を尊重し、共生していく必要があるのです。

2. 倫理観の重要性

科学技術の発展は、医療や生活の向上など多くの恩恵をもたらしていますが、同時に倫理的な問題も生み出しています。科学技術を神のように扱い、その力を悪用すれば、人類を滅亡に導く可能性もあります。科学技術を使いこなすためには、倫理観に基づいた判断と責任ある行動が求められます。

3. 人間性の尊重

個人主義が強まる現代社会において、人間関係の希薄化や孤独感を感じる人が増えています。神は愛と絆の象徴であり、私たちはその存在を通して、人間性を尊重し、互いを支え合うことの大切さを学ぶことができます。

4. 希望と感謝の気持ち

現代社会は、不安や恐怖を感じる情報が溢れています。しかし、神は希望と光を与えてくれる存在です。困難な状況に直面しても、神の存在を信じることで、希望を持ち、前向きに生きていくことができます。

まとめ

「神は天地の守りじゃから、離れることはできぬぞ」というフレーズは、現代社会においても重要な教訓を与えてくれます。自然との共生、倫理観の重要性、人間性の尊重、希望と感謝の気持ちを持つこと。これらの教訓を忘れずに、神と共に歩むことが、より良い未来を築くための鍵となるでしょう。

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  1. 天地金乃神といえば、天地一目に見ておるぞ。神は平等におかげを授けるが、受け物が悪ければおかげが漏るぞ。神の徳を十分に受けようと思えば、ままよという心を出さねばおかげは受けられぬ。ままよとは死んでもままよのことぞ。

  2. 神の機感にかのうた氏子が少ない。身代と人間と達者とがそろうて三代続いたら家柄人筋となって、これが神の機感にかのうたのじゃ。神の機感にかなわぬと、身代もあり、力もあるが、まめにない。まめで賢うても身代をみたす(尽くす)ことがあり、また大切な者が死んで、身代を残して子孫をきらしてしまう。神のおかげを知らぬから、互い違いになってくる。信心して神の大恩を知れば、無事達者で子孫も続き身代もでき、一年まさり代まさりのおかげを受けることができるぞ。

  3. 氏子が神と仲ようする信心ぞ。神を恐れるようにすると信心にならぬ。神に近寄るようにせよ。

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  4. 此方金光大神あって、天地金乃神のおかげを受けられ…

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  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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