理1・市村光五郎2・62

「いわしの頭も信心からということがあろうがな。観音様の盛んの時、女、信心をいたし、広大なるおかげをいただき。ある時に、村の若い者が観音様へ参ると言い、それを聞き、女、お守り袋をことづけ、若い者ことづかり参詣いたし。観音様の前にいわしの頭落ちておったれば、それを包み帰り、女に渡し。女ありがとういただき、一心に拝み、おかげをいただき。
(2)村の若い者、不思議に思い、なんと、一同あやくる(からかう)心なり。お守り袋の中をあけてみなされ、いわしの頭なりと言う。(3)女、守りをあけてみれば、間違いなし、いわしの頭なり。それで、女、はっと心をとがめ、それからは、観音様と言うて信心をしてもおかげなし」
と金光様巳の年にお話しあり。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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