理1・荻原須喜・2

それから後百日たちても、いっこう何の験も見えず、病気は悪うもならぬがようもならぬ。(2)「これは、やっぱりいけん。彦さんが親切に教えてくれたけれど、うちのは神様のお力にもかなわぬのかも知れぬ」と、また信心も打ち捨てようと思うたのであったが、まあ今一度参ってみようという気になって、利喜三が再び参詣した。(3)すると、金光様は、
「よう参られたが、お前に話してもわからぬからのう。また、連れそう亭主(豊松)も、こげも(すこしも)信心気がないから、二へんとは言わん、一ぺんだけ連れそう亭主を参らせんさい」
と仰せられた。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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