金光様へお願いあげ。人から覚えのない罪を言いかけられて、その儀を御願い、ご理解になり。
「それは、わが頭の上に抜き身を振りあげてきても、知らん顔をしておれよ。金光大神はお道開きがけには、村の戸長様からたびたび、拝むのはやめよと、おとめに相成り。それでも、へいへいと言うて、日々お道を開かしていただき。(2)そしたら、金光大神は役場の言うことを聞かぬゆえに、縄を打ちて笠岡へかごに乗せて連れて行くと決まり。十一月二十三日には笠岡へ行くことが決まり、役人が来ることに決まり。
(3)それから金光大神は、ご神前のお神酒徳利を下げて、世話人や家内中と別れの杯をいたして、別れを告げて待っておると、十一月二十三日朝四つ時に笠岡より役人がどうとお広前にあがり、ご検分に相成り。その時、いよいよ今日コンニチより許してやるから人を助けてやれと、お許しに相成り。(4)それも一つことじゃから、真一心をもって神にすがりてゆけば、曇りない身は晴れる」