理1・斎藤宗次郎・24

金光様ご理解に、
「子供ができる時に、月が延びる(妊娠する)と、金乃大神様にお願いし、体の丈夫な子をお授けくださるよう、また親の体の丈夫を願え。また五月目にはいずれも腹帯をするけれど、あの腹帯のために中の子が難儀しておる。親も腹帯のために窮屈をし、血の巡りを悪くし、それゆえ親は体が弱りて難儀いたし。もう、これからは腹帯はせずと、日々、親子、体の丈夫を頼め。
(2)また、氏子は途中や九月ツキで出るを喜ぶけれど、おかげの子は十月かかる。三十日手間がいっても、平生が達者にあり。おかげでできた子は十月かかる。作物でも種にするのは久しゅう置いて、実のよう入りたのを種にするではないか。それも一つことじゃ。子供のできるも、十月ではまことに十分に月が足り、達者にもあり育てようもあり。
(3)また、産気ウブケがつくとご神前に向き、お棚にすがりて金乃大神様に御願いあげ、お神酒お洗米をいただき、すぐに安産いたすなり。また、後産も出してくだされと願い、すぐに出してくださるなり。すぐに大神様へご一礼を申し、後のかたずけのご無礼をお断り申し。また後産は、男は家の内、女はあだ(外)へ、ここへ後産を納めさしてくだされと、その所で願えよ。また、産水ウブミズはここへ捨てさしてくだされと言うて願えよ。そのほか、汚れ物はここに捨てさしてくだされと言え。
(4)また、水、五香の代わりに、お神酒を飲ませよ。乳へお神酒いただいて、乳をもみ柔らげて、すぐに初乳を飲ませよ。(5)また、産人はすぐに平生のとおりに枕を下げて寝よ。これまでは、七日の間夜昼座りて、血の道をすまいと思うて苦労しておる。けれど、そのために血の道をしておる。昔年寄りの教えはやめて、神にもたれてゆけ。毒養生は、するにおよばず。体の丈夫になるようにと言うて願いあげて、何でもいただけよ。また、手間のない者は、すぐに明くる日から飯番はさしてもらえよ。
(6)また、これまでの人は、七日の間の汚れ物、または洗い水を捨てる時は、川で洗うとか、穴を掘りて捨てるとか、明き方に捨てるとか、いろいろに言うて、あなた(神)のご地内にご無礼をいたし。親のご無礼が子にきさる(かぶさる)ということがあると、例えに言いはせんか。まかぬ種は生えぬということがある。生まれた時の親のご無礼がみな、その子の身上にきさる。生まれた時、種がまいてあるゆえに、子供が成人するに従いて、ご無礼の芽を吹いて出るなり。いろいろの病気と相成り。この後は、金乃大神様へご無礼お断り願い、ご信心をしておかげいただけば、親子ともに達者丈夫で、末は繁盛するぞ。
(7)また、よく末の子に命を取られたと言うけれど、物にたとえると、割木をだんだん重ねて、しまいにつじ(一番上)に一把どっとすければ、みな崩れるも同じこと。末の子ではない。先前の子を産む時のご無礼が重なりて、しまいの子に命を取られたように言うなり。末は、血の道、血の道、または、持病、持病と言うて、いずれも難儀しておるなり。ご信心いたせば治してくださる。
(8)また願うのに、五体に痛い所があれば、一つずつ願うと別々に治してくださって手間がいるから、五体残らず病気全快を願えよ。一時にお治しくださる」
とあり。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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