理1・鳩谷古市・2

なおまた、参拝の節、御本社へお供えの額に「須佐之男神社」と書きあるを見て、金光様におたずね申しあげ候。「ここにお供えの額に『須佐之男神社』とござりますが、昔から、金神様を須佐之男神社と申すということを承りました。さようでござりまするかな」と伺い申し候ところ、
「いやいや、これは上方の者が知らず知らずと供えたのである」
とお申しあそばされ候。
(2)「ただいまでは、金神ということお廃しと相成り、いま少しみ名は決まらず。まず、天地金乃神とみ名を呼ぼうと思うが、いま少し、申しあげることにはなっておらぬ」
と仰せられ候。
(3)それにつき、私、恐れながらよくよく考え申し候ところ、天地と申すこと上につき、なるほど、これは広きところ。もとの金神を金乃神。天地金乃神とは至極よろしき御事と思い奉り候につき、金光様に向かい、「ただいま、私考えてみまするに、実によろしきみ名でござりますなあ。いずれ、このみ名がつきますのでござりましょう。結構なみ名でござりまする」と申しあげ候。
(4)今日のごとくに相成り候えば、私つらつら相考えみるに、何か、生まれ子の七夜に名をつけるようなことを申したと思えば、恐れ多いやら、もったいないやらと思いおり候。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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