理1・山本定次郎・20

信心する人は用心せねばならぬ。安心と慢心とをせぬようにせねばならん。安心で酒を一杯飲み、酔うたまぎれに夫婦の交わりをし、女も何のこころがけもなくして、ついに懐妊になりても、旦那様、奥様と、慢心のあまりばかばかしい日を送りつつ安産したところが、ばかな子供ではしかたがない。
(2)懐妊中、旦那、酒を飲み、時に三味線をひかして喜んで暮らした、その一念を子に移し、散財暮らしの子供ができて困ることもある。我情我欲、人の物が欲しいという悪心、横着心、種々様々のことが子に移りて、成長の後、難儀なこともある。
(3)これに引きかえて、貧家でありても、貴き人を見て、あのような人で財産がありたらよかろうと思いつめた懐妊中の真心が子供の心に伝わり、成長の後、おいおい幸せを得、子宝と人にほめられ、親子安心する人がある。(4)また、親は無学、難儀なことを思いつめ、この一念が懐妊中の子に移り、学問に進む子供ができて喜ぶ人もある。
(5)世間のことは知りがたし。自分が住む所の構え内のことを、よく心にかけておりなさい。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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