理1・山本定次郎・21

これまで懐妊中の事柄を教えた者なきゆえ、種々のことに迷いおるが、この広前へ参り来る氏子よ、人間万物は何のおかげでできるか。第一、人間は母の胎内に宿り、そもそも火止まりがした(妊娠した)というのは、天の神様より御霊を授けてくだされた時なり。(2)この御霊は、医師が腹を開きて、これが御霊であると言うて人に見せることはできん。人間の目に見えん神様から、肉眼で見ることのできん御霊をお授けくださるということは、ありがたいことでありますなあ。
(3)人間、肉体は、母親が好きな物を飲み食いして血の多くなるのをもととして、一人の体成就し、十月前後、出産して、それより男子である、女子であると言う。懐妊中、天地の親神のお恵みでお造りくださるものなり。
(4)信心する者は万物の道理を知りて疑いを去らねばならぬ。天地の神様がお造りくださる人間であるから、病気にかかった時に、天地の親神を頼んで、まめにしてもらうように心願するのは、道理にかのうた信心ではないか。(5)たとえて言えば、家は大工が造った物であるから、修繕するにも大工に頼んで作事をする。着物は女の手でこしらえた物であるから、着物が古びた時に、婦人の手で洗濯、仕立てかえすることは、だれでも知っておる。人間は万物の霊長であるから、万物を見て道理に合う信心をせねばならぬ。
(6)また、医師に診てもろうても、先生薬と信心が大切である。十服のむ薬を五服で全快するよう、天地金乃神、金光大神様と一心に願い、信心しておかげをこうむり全快すれば、神様も喜び、医者も喜び。医師も神様の氏子であるから、薬八服代お礼すれば、医師も信心する者は違うと言うてくれる。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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