理1・山本定次郎・63

信心参りは結構である。お前のような人もあり、また、金神の障りがあるというて断りに参る人もある。金神の祟り障りというて恐れるだけではどうもならん。(2)せっかく参ったほどなら、此方の話すことを聞いて、おかげを受けるのはどういうわけであるということを知らねば、信心するようにもなられまい。
(3)私ももとは百姓であった。農業をやめて、こうして神様を拝んでおれば、庄屋殿から呼ばれて、「お前は神様を拝んでおるが、田畑を売り払うて、後に子供をどうしなさるか。もう、神様を拝むことをやめて、百姓をしなさればよい」と、ご理解を二度受けた。「へい、承知いたしました」と申して帰り、神様へお願い申しあげると、「子供の心配はすな。子供は神が飢えさしはせぬ。たでの穂一本も作らんでも、先の日で難儀はさせぬ」と神様がお伝えくだされたゆえに、こうして神様のみ教えのとおりを参って来る人に話しておるのである。(4)また、「田畑は売りても山林は売るな。薪は人が持って参らん」と神様がお伝えくだされた。
(6)また、建物、旅立ちするに、暦、方位方角、明き方など、用いてみれば安心になる心持ちだけで、磁石を持たずにいてはつまらん。闇の夜の晩方に出て提灯を持たんのも、先で困る。明き方も遠方へ行くほど広くなる。大小便せねばならん。この時に方角がわからん。磁石を持っておらん者ばかりなれば、大小便は方角を見ず知らず、勝手気侭に方角の悪い方へも大小便をせねばならんが、金光大神の話を聞かん者は知らんも無理はない。
(6)此方の教えを聞いてからは、「天地金乃神様、今日は、どの方角へ行きて、商売、また約束、何々事をいたして帰らしていただきたし」と自分が金光大神様の手続きをもって願えば、真にありがたしと思う心でおかげをこうむられます。信心を怠らぬようにしなさい。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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