人が人を助けるのが人間である。人間は、子供がこけておるのを見て、すぐに起こしてやり、また水に落ちておるのを見て、すぐに引き上げてやられる。人間は万物の霊長であるから、自分の思うように働き、人を助けることができるのは、ありがたいことではないか。
(2)牛馬その他の獣は、わが子が水に落ちていても引き上げることはできん。人間が見ると、助けてやる。牛馬犬猫の痛い時に人間が介抱して助けてやることは、だれでもあろうがな。(3)人間は病苦災難の時、神様や人間に助けてもらうのであるから、人の難儀な時を助けるのが人間であると心得て信心をしなさい。