明治十二年十月ごろと相心得候。はじめて御本社へ御礼の参詣さしていただき、生神様お広前、一間前まで進みし時、教祖様、私の方向きて、突然、
「遠方から参ったのう。住吉というと、よほどあるのう」
と申され、ごあいさつもなき先に結構なるお言葉をいただき、実に驚き入り候。(2)み前にて、病気全快の御礼申し上げ候時、
「お前は命がなかったのであるが、神が助けたのである。お前が取られては、後におかげをいただく者がない。普請の時、丑寅、未申の方角へご無礼したのである。早く帰りて、家内一同、ご無礼のおわびをするがよい。
(3)神様は、願うてすれば、さしつかえなくさしてくださり、そのうえ守ってくださる。悪いことをして、よけようとするから叱られる」
と申され、お手ずからお書下二体をくだされたり。(4)それは、
生神金光大神
天地金乃神 一心に願ネガエ
おかげは和賀心にあり
今月今日でたのめい
(5)金光様、机の前に厳重にお座りあそばされて、ひざの上に両手を重ねて、私の方を向きてにこっとお笑いに相成りてお言葉あり。
.第二類
..相沢新造の伝え