理2・相沢新造・1

私(金光大神)は、はじめは弟香取繁右衛門の広前に参って信心さしてもらった。(2)私は、七殺金神に叱られて七墓を築かされた。牛が二頭死んで、三頭目におかげを受けた。三頭目が病気にかかった時、みんなは祈祷とか医者とか言っていたが、「まあ待ってください。もう一ぺん、繁右衛門の広前へ参って来ましてから」と言って参ったら、「まあ、ほかの詮議ははずして、すがっていなさい」と言われた。帰って一時間ほどして神様にお願いし、しばらくして牛を見に行ったら牛がいなくなっていたので、そこらを探してみると外へ出て草を食べていた。(3)そこで、お礼に参ったら、「その方のお願いが一時間遅れたから、おかげも一時間遅れた。一時間早く願っておけば、一時間早くおかげが受けられたのに」と言われ、それから、おいおいにおかげを受けるようになった。
(4)香取の家でも七墓を築いたのであるが、私に対し、「親二人さえ丈夫なら、また子供はできる」と言われ、そのとおりにおかげを受けた。(5)その後、しだいに熱心に信心していたら、家内が「そういうことをしていると、人が気が違ったと言います」と言うこともあった。そうして三年たって、真が立ちだした。それからは、地所なども貧しい者にやってしまった。
(6)こうして座っており、人が参って来て話をしていると、朝から夜十二時までも起きていることがある。しかし、小用に立つとか腹がひもじいとかいうことはない。これがおかげである。もうこれだけのものである。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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