私(秋山小梅)の大病が全快して参拝した時、梅野を妊娠して四か月になっていた。大病の後であるから子供はできないと思っていた。ところが、金光様が、
「その方は妊娠している。四月になっている。女の子ができるから、手芸を身につけてやれ」
と仰せられた。しだいにおなかが大きくなり、生まれたのは未の年だったので、私は困ったことだと思っていた。(2)長男の熊吉がお参りしたところ、
「その方の家では母が心配しているが、未の年であるからといって、何も悪いことはない。心配せずに信心しなさいと言ってやれ」
と仰せられ、熊吉は帰って、「お母さん、こういうことがあった。それほど心配しているのか」と聞いた。(3)私は「だれにも言わなかったが、神様のおかげでできたのだが、未女では嫁にもらってくれる者もなかろうと思って心配していた」と答えたが、それから胸がすっとして、神様というものはありがたいものであるなあと思った。
..秋山甚吉の伝え