「ある時、ある人が来て、『金光様、ご縁日は九日十日とのことで、それでは金比羅様のと同じですから、お変えになりましてはいかがでしょうか』と申したので、『何も私が勝手に決めたのではなくて、神様からそうせよとおっしゃるのであるから、私から変えることはできない』と答えた」
とお話があった。(2)私も「九日十日のお祭りは、旧暦でいたしましょうか、新暦でいたしましょうか」と伺ったところ、
「それはどちらでもよい。これは恩を忘れないためのものであるから、まあ親の法事というようなものである。それさえ覚えていれば忘れることはない」
と仰せられた。