家内はかなり倹約者で、そのためにやせていた。ある時、同伴して参ったところ、
「信心をせよ。正月に年徳神に鯛を奉るであろう。鯛がお好きなから供えるのではない。何事も体がもとであるから体を作れということである。(2)食わないことが始末ではない。貧乏なら、金を借りても食べよ。もうけて払えばよい。払ってからもうけただけは、自分の得になるであろう。それが始末である。そのおかげを受けよ」
と仰せられた。
家内はかなり倹約者で、そのためにやせていた。ある時、同伴して参ったところ、
「信心をせよ。正月に年徳神に鯛を奉るであろう。鯛がお好きなから供えるのではない。何事も体がもとであるから体を作れということである。(2)食わないことが始末ではない。貧乏なら、金を借りても食べよ。もうけて払えばよい。払ってからもうけただけは、自分の得になるであろう。それが始末である。そのおかげを受けよ」
と仰せられた。