備中のある人に対し、
「みな分家をすると、うちには仏様がないと十人のうち九人までが言うが、それは大きな間違いである。人にはみな先祖というものがある。押し入れのはしにでも、先祖様と言ってまつらなければならない。(2)先祖をまつらずにいると、夫婦の間の子供が死んで新仏ができる。その方の家にも、新仏ができたであろう。先祖をまつっておりさえすれば、こういうことにはならなかったのに」
と仰せられ、その者が恐れ入っていたことがあった。
備中のある人に対し、
「みな分家をすると、うちには仏様がないと十人のうち九人までが言うが、それは大きな間違いである。人にはみな先祖というものがある。押し入れのはしにでも、先祖様と言ってまつらなければならない。(2)先祖をまつらずにいると、夫婦の間の子供が死んで新仏ができる。その方の家にも、新仏ができたであろう。先祖をまつっておりさえすれば、こういうことにはならなかったのに」
と仰せられ、その者が恐れ入っていたことがあった。