ある時、絹川といううどん屋を伴って、多くの信者のお供え物をことづかって参った。その時、これだけことづかりましたと申して書付と共に出したら、
「私は字を知らないから読み損なうので、それはそちらで読んでくれ。私は書くから」
と金光様が言われたので、大阪東区○○町、と読みだしたところ、
「いやいや、大阪何の年でよい」
と仰せられた。(2)そこで絹川が「金光様、大阪は広うございます。四区二郡に分かれておりますから」と申したら、金光様が、
「ははは、大阪は広いなあ。しかし、けし粒よりは少し小さかろう」
と仰せられた。