理2・近藤藤守・52

大谷へ参拝して、金光様に向かい、「これからおいとまを」と申しあげたら、金光様は、
「なぜ、今日は、そう早く帰るのか」
と例のとおりのご親切なお言葉をくださった。(2)「はい、もう正月ですので、今日は注連を引くはずでございますから」と申しあげると、
「それはお注連ではない。飾りを引くのであろう。注連というのは、明くる正月の元日から暮れの大晦日まで引いておくのである。(3)ところが、世間の人は注連を引くのを知らずに、元日から飾りばかりを引いているから、ついに借銭に追われて、後にはお正月もできないようになるのである。(4)その方も、わかったら、今日は帰るがよいけれども、帰って飾りを引くなよ。お正月が来たら、忘れないように注連を引け」
と仰せられた。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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