理2・坂根利三郎・1

私は若いころ木綿商を営んでいたが失敗し、借金返済に苦心しているうちに肺病になった。二人の医師に診てもらったら薬をくれたが、いっこうによくならず、また別の医師に診てもらった。その医師は、「薬を用いても何の効もないから、薬はやめて好きな滋養物を食べ、適度の運動をしなさい」とすすめてくれた。(2)そこで、金光様のみもとに参ってお願いしたら、
「神は声もなく姿も見えないから、人をもって言わせるのである。(3)医師が、『薬を用いるな。薬を飲んでも何の効もない』などと言うはずはない。神が、昨日、医師をもって言わせ、その方を信心の道に入らせたのである。(4)神の導きであるから、何の心配もいらない。心配する心で一心に神にすがるがよい。命は助かる」
と仰せられた。(5)私はたいへんありがたく感じ、日参させていただいて、病気もおいおいによくなった。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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