理2・佐藤光治郎・30

仏では、無常の風は時を嫌わぬというが、金光大神は、その無常の風に時を嫌わしてやる。
(2)人間の体を、病気の度に合わして生きる死ぬの見立てをするのは、医者がする。これでは生きられないと、医者が手を切ったら、死ぬのである。そのように医者が手を切った者でも、天地の神様のおかげをいただいて助かったら、無常の風が時を嫌ったことになるであろう。
(3)人間はちょうど氏子が機械を使うようなもので、使うのをやめたら、どんな機械でもとまってしまう。神様のお手が切れたら、ちょうど氏子が機械を放したように、体が動かないようになる。その時、天地の神様からお授けになったお水お神酒がのどをこさないようでは、薬ものどをこすまい。薬は、のんでもすぐ効くのではない。体へ回らなければ効かない。お水お神酒は、のどをこしたが最後、氏子の心一つで、そのまま効くのである。(4)医者が、もう助かりませんと言う者でも、一心、真を起こして助かれば、無常の風に時を嫌わしたことになる。氏子の心々にあるのであるから、一心になっておかげを受けるがよい。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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