三男弥吉がほうそうにかかり、五歳で死んだ時、夫の力造がお礼に参ったところ、
「それは、よく参って来られた。ほうそうをしあげて、お礼に参って来る者は多い。しかし、死んでお礼に来るという者はめったにいない。それはかわいそうなことをした。心配するな。代わりを授けてやる」
とのお言葉があり、慶応元年十一月二十三日、四男重吉が生まれた。
三男弥吉がほうそうにかかり、五歳で死んだ時、夫の力造がお礼に参ったところ、
「それは、よく参って来られた。ほうそうをしあげて、お礼に参って来る者は多い。しかし、死んでお礼に来るという者はめったにいない。それはかわいそうなことをした。心配するな。代わりを授けてやる」
とのお言葉があり、慶応元年十一月二十三日、四男重吉が生まれた。