理2・二代白神新一郎・1

父の没後、金光様にお会いして、「後はどうしたらよろしいでしょうか」とお伺いしたところ、金光様は、
「その方の心はどうか」
と問い返された。(2)私が「なるべく親の跡を継いでお道を伝えたいものとは思いますが、これまで商売いちずに従事してきました私ですから何事も存じませんので、はなはだ不安に思います」と申しあげると、金光様は、
「親の跡を子が継ぐのが当然。その方の心がけが結構である。ぜひ、そうするがよかろう」
と仰せられた。(3)私が「それでは、おみくじでもお授けください」と申すと、金光様は
「それは信心しだいのもの。まずは、そんなことをせずに、信者に理解をしてやればよい」
と教えてくださった。(4)そこで、「その理解の方法を承りたいものです」と言うと、金光様は、
「理解は、その時その人についてするものである。あらかじめ、こうこうせよと、方法を授けるわけにはいかない。何も、そのように心配することはない。ただ一心に信心していれば、しぜんにわかってくる。
(5)人を頼まずに、父の跡を継げ。神様が教えてくださる。思ったことを、そのままに話してやれ。神様が合わせてくださればよいであろう」
と仰せくださったので、決心を定めて、道のご用を継ぐことになった。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

  1. 登録されている記事はございません。
今月のイベント
2026年3月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031  
アーカイブ