ある日、出社の三村佐野さんとともに金光様のみもとに参拝した時、三村さんが「金光様、私はこれまで広大なおかげをいただいていますので、何か神様にお礼をさしていただきたいと思いますが、何を奉ったら、この神様は一番お喜びくださるでしょうか」とおたずねした。(2)金光様は、
「三村さん、神様にお礼をするのに物を奉ってすむのならば、これまであなたが神様のおかげを受けられたそのお礼には、何もかも奉っても足りはすまい。神様はそんなものをお喜びになるのでもなく、また望んでおられるのでもない。(3)あなたがおかげをいただかれたことを、神様のありがたいことを知らない世の中の人々に教えてあげよ。そうすれば、その人々が助けられ救われる。それが神様の一番喜ばれるお礼である」
と仰せになった。
..千田種治の伝え