「私は厄年に四国を巡って、戸閉てずの庄屋というのへ泊まったが、土間の敷居に鎌とかんなとが置いてあって、みんな、それをけずって、いただいて帰るので、私も、それをけずって、いただいて帰った。どうも、あらたかなものである。(2)私も、神様が戸を閉てるなと仰せになるから、戸を閉てない。あなたも、これから家を建てても戸を閉てるな。かやもつらないようにしたいものである」
と仰せられた。(3)そのころ、金光様のお広前でお話をいただく間は、金光様も私も蚊にちっともさされなかった。
「私は厄年に四国を巡って、戸閉てずの庄屋というのへ泊まったが、土間の敷居に鎌とかんなとが置いてあって、みんな、それをけずって、いただいて帰るので、私も、それをけずって、いただいて帰った。どうも、あらたかなものである。(2)私も、神様が戸を閉てるなと仰せになるから、戸を閉てない。あなたも、これから家を建てても戸を閉てるな。かやもつらないようにしたいものである」
と仰せられた。(3)そのころ、金光様のお広前でお話をいただく間は、金光様も私も蚊にちっともさされなかった。