田の口から大谷までは、水江、片島と二か所も、高梁川の渡しを渡らなければならなかったが、その渡し舟の中で、参拝のことをあれこれと言う者があると、それを金光様はご承知で、
「渡し舟の中で、ほかの者が、おかげを捨てるようにと言ったが、捨てずに参って来たなあ。おかげを道に捨てる氏子が多い。ご神米をいただかせても、中の米だけをいただいて、包み紙は捨ててしまうがなあ」
と仰せられた。
田の口から大谷までは、水江、片島と二か所も、高梁川の渡しを渡らなければならなかったが、その渡し舟の中で、参拝のことをあれこれと言う者があると、それを金光様はご承知で、
「渡し舟の中で、ほかの者が、おかげを捨てるようにと言ったが、捨てずに参って来たなあ。おかげを道に捨てる氏子が多い。ご神米をいただかせても、中の米だけをいただいて、包み紙は捨ててしまうがなあ」
と仰せられた。