「田植えよし」と暦に書いてあっても、水がなければ植えられまい。「田刈りよし」とあっても、雨が降れば刈れまい。日食様と月食様とはよく氏子にもわかるが、ほかのことはわからないであろう。
(2)死ぬというのは、みな日のもとへ帰るのである。仏でいうのも神道でいうのも同じことである。魂は生き通しであるが、体は死ぬことがある。体は土から生じて、もとの土に帰るが、魂は天からお授けになって、また天へ帰るのである。(3)こういうことは一心の者でなければ言わない。何も証拠があって言うのではない。死ぬというのは、魂と体とが引き分けになるのである。(4)「先の世のことは知るまい」と言って、神様が三日の間、先の世のことばかり教えられた。こういうことはめったに話さない。話しても、真に受ける者もあるし、受けない者もあるから。