ある時五人連れで参ったら、捕亡(警官)が二人来ていた。金光様は上がり口に出て、、極めて謙虚なご態度で応接しておられた。(2)私らが参拝したのを見て、捕亡の一人が、「貴様らは何をしに来た」と言うので、金光様が、
「おかげを受けに来たのでありましょう」
とお答えになると、捕亡は、「何を言う。お前らが拝んで、おかげが受けられるものか」とののしった。(3)私らはしばらく外に出て、捕亡が帰ってから金光様のみ前に出たところ、
「あの人らはあのように言われるが、お上のことであるから、言われるようにしていなければなりません」
と仰せられた。
..山下佐之市の伝え