富岡の人が参拝して、「私方には子供がどうしても育ちません。これまで五人死にました。今一人おりますが、これもいつ死ぬかわかりません」と申しあげると、金光様は、
「まあ、信心するがよい。おかげがいただける」
と仰せられたので信心したが、これもまた死んでしまった。(2)そこで、その人は、「信心はしたが、また死んでしまった。どうしてであろうか」とかけ合ってみようと思って参拝したが、金光様は、
「これは、あなたの家の何代か前に人に不義理をして財をこしらえたので、そのめぐりというものが来て、そうなったのである。親の借金を子が払うようなものである。今また妊娠しているが、その子からは神様のおかげで育つ」
と仰せられ、その子から育つようになった。