一つ、嫉妬、偏執の者ありて、ひそかに災いをなすとも、腹も立てず、意趣(恨み)遺恨にも思わず、何によらず堪忍し。堪忍がお道を守る根元なり。(2)また、盗人に物を盗られても怒らずに、大厄を小難で逃れた心になりて、われは格別、ほかほかにてかようのことありては、取られた本人はさぞ困る。この凶徒らの行く末のことを思い哀れみ、なにとぞ、以後、善心に立ち返るようにと、祈念しつかわし。何によらず、とかく陰徳を積むべしとのたまい。(3)盗まれて腹立ちまぎれに、足どめの、腹の苦るようににしくだされなどと願うては、お受けなし。(4)いかなる悪人たりとも、みな御氏子のうちなれば、嘆きたもうて、その罪を憎みたまうとも、その人を憎みたまわず。(5)ぜんたい、失せ物のことはお断りなれども、ぜひ入用の品なれば、前に申すごとく哀れみ含みて願う時は、まるでもどるか減じてもどるか、御くり合わせあるなり。それも信心しだいなり。
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