「昔から、人もよかれわれもよかれ、人よりわれがなおよかれ、ということさえあるから、神信心をしても、第一にわが身の上のおかげを十分に受けてから、後に人を助けてやれ。
(2)お通夜(徹夜の行)などの苦行をさすよりは、安心に寝ておっておかげを受けさせい。神信心も小学校生徒の手習いも同じことぞ。一段一段と進んでゆく。にわかに先生にはなれぬぞ」
と金光様が言わっしゃったことがある。(3)金光様は氏子に苦労をさせまいと思うて、ご修行してくだされたからこそ、みんな寝ておっておかげが受けられるのじゃ。それじゃもの、このご恩を忘れてはならぬぞ。わが身におかげを受けたら、みんながおかげの受けられるようにしておかげを受けねば、もったいないぞ。