明治六酉年正月二日礼参のみぎり、
「片岡次郎四郎子の年、神が片腕に思う。百万石の殿様には多くの家来があるけれども、主の片腕になる家来は少ない。信心する人も多くあるけれど、神の片腕になる人少なし。金光大神の片腕は片岡次郎四郎、一乃弟子に用いる。神の手前では才崎を出社にする。
(2)若葉(片岡幸之進)十五歳におよんだら、何事にでも名代に立てい。
(3)犬も歩けば棒に遭う。金光大神も、悪いことをせぬから立ち行かぬとは思わぬ。
(4)金光大神とお前とは親と子ほど年が違うから、まだ先の長いことじゃ。たとえわしがおらぬようになっても、お前方があるからと思いこむ」