「久しく参られぬじゃったが、お達者にあったかな。そうかな、それは結構結構。よく参られた」
(2)「いや、もう、金光(片岡次郎四郎)様、だいぶんお正月をしましたので、大きゅうなり過ぎて、何をしてもどうなりませぬ。役には立たぬようになるし、たびたびはお参りもできぬようになってしまいました」
(3)「元気を出してご信心なされい。年が寄ったのを苦に病むことはないぞ。年が寄っても一人前にできるのはご信心だけじゃ。ご信心しておると、お正月を重ねるほどに身に徳がついて、神様がかわいがってくだされ、若い者が大事にしてくれるようになるぞ」