「だれでも一度は必ず死ぬるのですが、金光(片岡次郎四郎)様、人間は死んだらどのようなのでしょうか」
(2)「金光様は、『寝入っておるも同然じゃ』と言うてござったから、つまり寝入ってしまうのじゃわい。
(3)ところが、昼に悪いことをしたり心配事があったりすると、夜寝ようと思うても、それが思えて寝つかれぬ、また寝ておっても、うつらうつらして夢ばかり見ることがあろうが。ようご信心しておかげを受けておらぬと、寝入る時に寝つかれなかったり、寝入ってから夢ばかり見たりする。そのようなことがあると、自分ばかりじゃない、まわりの者がみんな困るぞ。(4)しかしまあ、死ぬることよりも、死なずに生きるおかげを受けること受けること。
(5)金光様は、『形はのうなっても永世生き通し』と言うてござったから、ご信心して、そのおかげを受けようぞ」