理3・尋求教語録・114

明治十四年に大患いをした。ほかの者は、もう、どうならぬと思うたに違いない。ご神前へはお線香をあげまして、「神を目安にせい」とおっしゃっておるから、ご神前の方へ頭を向けて寝て、じっとご一心しておると、お線香の煙が、すその方からふとんの中へ入って来る。不思議なこともあるものじゃと、なおご一心しておったところが、この日が絶頂で、おかげを受けてもとのように治った。(2)そのお礼参りをしたところが、金光様が、
「この度は、才崎金光(片岡次郎四郎)においても、この病気のために頭の上で香をたくようになるところじゃったけれども、神一心に取りすがり、神と首引きをするような気になっておったによって、助けてやったのぞ。(3)弘法大師は、無常の風は時を嫌わぬと言うておるけれども、一心に信心をして神に取りすがれば、金光大神は無常の風に時を嫌わすぞ。六十から下の途中死にはさせぬぞ」
とおっしゃってくだされたが、あの時、頭の上で香をたいておったら、こんなにおかげを受けてはおらぬがなあ。(4)ご信心する者は、どうしてもご一心でなければならぬ。思う一念は岩をもとおすというが、金光様にご一心の一念は神様を動かすぞ。

  1. 理3・内伝・13

  2. 理3・内伝・12

  3. 理3・内伝・11

  4. 理3・内伝・10

  5. 理3・内伝・9

  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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