信心は大きな信心がよい。迷い信心ではいかぬ。一心と定めい。

理3・金光教祖御理解・25

この言葉は、一見すると古い時代の教えのように聞こえるかもしれません。しかし、現代社会に生きる私たちにとっても、深い意味を秘めているのではないでしょうか。

私たちは毎日、情報過多に晒され、様々な選択肢に直面します。SNSの普及により、他人の意見や価値観が溢れかえり、自分自身の軸を見失いやすい時代です。

そんな中で、「大きな信心」とは、揺るぎない信念を持つこと、つまり自分自身の価値観や目標を明確にし、それを貫く強さを指しているのかもしれません。迷い心や不安に左右されず、進むべき道をしっかりと決めて、一歩ずつ進んでいく力。

「一心と定めい」という言葉は、その信念を貫くための決意を表現しています。

現代社会では、多様性や柔軟性が求められます。しかし、その一方で、自分自身の芯を失ってしまう危険性も孕んでいます。

「大きな信心」を持つことは、自分自身を理解し、尊重し、そして未来に向かって進むための重要な基盤となるでしょう。

「大きな信心」を持つために、私たちにできることは:

  • 自分自身の価値観や目標を明確にする: 何を大切にしたいのか、どんな人生を送りたいのか、じっくりと考える時間を持つことが大切です。
  • 揺るぎない信念を持つ: 周囲の意見に流されず、自分自身の判断を大切にする。
  • 目標に向かって努力を続ける: 困難に直面しても、諦めずに一歩ずつ進んでいく。

「大きな信心」は、決して楽な道ではありません。しかし、その過程で自分自身を成長させ、より充実した人生を送ることができるはずです。

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  3. 子供の中にくずの子があれば、それがかわいいのが親の心じゃ。不信心者ほど神はかわいい。信心しておかげを受けてくれよ。

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