神を信ずる者は多いが、神に信ぜられる者が少ない。

理3・金光教祖御理解・30

現代社会において、自分の価値を認められることの大切さは、ますます重要になっています。SNSの「いいね」に一喜一憂したり、業績評価に一喜一憂したりする日々。でも、本当に大切なのは、自分自身を信じ、自分の内なる声に耳を傾けることではないでしょうか。

例えば、友人が悩みを打ち明けてきたとき。「大丈夫だよ」と軽く言葉をかけるだけでなく、真剣に耳を傾け、相手の気持ちに寄り添うことができれば、それは相手を「信じる」ことになります。そして、そのような態度は、自分自身を信じることにもつながるのです。

心理学では、自己肯定感が高い人ほど、他者との関係性も良好であることが分かっています。自分を信じることで、他者も信じられるようになり、そして他者からも信じられる存在になっていくのです。

環境問題や社会の分断など、様々な課題に直面する現代。一人一人が自分の内なる声に耳を傾け、自分を信じることから始めてみませんか?それは、他者を信じ、社会全体を信じることにつながっていくはずです。

あなたは今日、どんな場面で自分を信じ、また他者を信じることができましたか?明日は、もう一歩踏み出して、信じ合える関係を築いていけるかもしれません。

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  1. ご伝記 金光大神(昭和28年刊行版)

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